持ち家の資産価値を高める方法とは?
世界人口が一向に増え続け、その勢いが止まらない昨今では、人気のある土地へのニーズも高まるばかりです。誰もが買いたいと思う土地は、需要と供給の原則に従って、時間の経過とともに徐々に価値が上がっていきます。ただ、価値を上げるのに何年も待っていられないという人のために、所有している土地の価値を高めるためにできることを4つ紹介します。では、このまま続きをご覧ください!
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アクセスを良くする
たとえば、誰もが憧れるような理想的な家があったとしても、その土地に行くまでのアクセスがなかったり、不便であったりすると、売れる確率は低くなります。アクセスが不便であることは、買い手の数や層を大幅に制限してしまいます。アクセスを改善するためには、近隣の住民と契約を結んだり、大規模な工事を行ったり、あるいは裁判所に出向いたりする必要もあるかもしれません。たとえ建設工事が合法的に認められたとしても、伐採されていない森、穴のあいた道路、小川などの障害物があり、土地からの出入りをスムーズに行えない場合もあります。できる限り、土地へのアクセスが容易になるよう、あらゆる努力をしてみましょう。交通の便が良ければ、買い手にとってより魅力的な土地となります。
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ライフラインを整備する
最近の世論調査によると、地方で土地を購入する際に最も懸念するポイントは電力の供給状況である、と回答者全体の74%の人が答えたそうです。たしかに電線を敷設するには莫大なコストがかかりますが、住民からの需要は非常に高いため、敷設しないと家の価値が大きく下がってしまいます。都市部であれば、事業者に連絡して接続料を支払うだけで、ライフラインが簡単に確保できるかもしれません。しかし遠隔地となると、より多くのお金と手間がかかるでしょう。が、将来売却するときにはそれなりの価値があるはずです。
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構造物を建てる
多くの場合、住宅、物置、納屋などの構造物を建てることで、土地の価値を高めることができます。ただし、この方法は、すべての種類の土地や建物に適用されるとは限りません。たとえば、ブドウ畑の真ん中に狩猟小屋を建てたからといって、その土地の価値が上がるとは到底思えません。新たに建てる構造物が、その土地の既存または計画された用途にとって有益でなければ意味がないでしょう。
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門扉をリフォームする
住宅の門扉というのは、来客が最初に目にするものの一つですから、せめて第一印象は良くしておきたいものです。また門扉は、不審者の敷地内への侵入を防ぐという役割も担っています。新しく門扉を建てるのであれば、将来のニーズに対応できるよう、適切な大きさにしてください。とある門扉のリフォームに関する記事では、今後木材の伐採をする必要があるかどうかや、機材を搬入させるのに必要な幅はどれくらいかを検討しましょう、とクリス・ミラー氏がアドバイスしています。門扉を設置する位置としては、幹線道路などから少し離れた場所に設置し、路肩に車を止めることなく、簡単にカーゲートを開けられるようにするのが理想的です。また、門が大きすぎて地面を引きずったり、掛けがねが正しく沿わなかったりするような取り付けは避けましょう。